立命館大学の猫サークルを取材!どんな活動してるの?保護猫活動って?

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あなたにとって、大学生活に欠かせないものは何ですか?

飲み会、ゼミ、研究・・・いろいろありますが、私の大学生活にはネコちゃんが欠かせません。眠たい1限目の授業の時、3日で1万字のレポートを書く時、いつも大学内のねこに癒されて、支えられた学生生活でした(笑)

こうした大学内の猫は野良猫ではなく、実は「猫サークル」にお世話されています。また、猫サークルの活動内容は、お世話だけでなく、保護猫活動、啓蒙活動など多岐にわたります。

今回は、立命館大学猫の会RitsCatのメンバーに、活動内容について聞いてきました!

保護猫活動、大学猫サークル、もしくは可愛いネコちゃんが好きな方に向けて、参考になる情報をお届けします。

目次

立命館大学猫の会「RitsCat」って?

齋藤さん

今回お話を聞いたのは、立命館大学3回生「立命館大学猫の会RitsCat」所属の齋藤さん。ツンツンした猫が甘えてくる瞬間が好きだそう。

ねこのこと。編集部:本日はよろしくお願いします。早速ですが、立命館大学猫の会について簡単に教えてください。

斎藤さん:よろしくお願いします!本サークルは2011年に設立されたサークルで、現在(2022年11月時点)のメンバー数は70名です。現在は、保護猫活動、学祭での出店、勉強会などが主な活動内容ですね。

ねこのこと。編集部:メンバー多いですね!サークルの雰囲気はどんな感じですか?

齋藤さん:基本的に穏やかな雰囲気です。それに猫好きばかりなので話が合う人が多いですね。みんなで猫カフェに行ったりもしますよ!

サークル名立命館大学猫の会「RitsCat」
メンバー数70名(2022年11月時点)
活動理念人と猫が共存できる社会の実現を目指す
活動内容・保護猫活動
・地域猫活動(現在は停止中)
・学祭での出店
・勉強会
・夏合宿などのイベント
サークル基本情報

「保護猫活動」って?

里親探しの流れをまとめたマニュアル

ねこのこと。編集部:活動の1つ「保護猫活動」とは、どのような取り組みですか?

齋藤さん:保護猫活動は、大学周辺の猫を保護して里親を探す取り組みです。
猫を保護した後は、すぐ里親さんに引き渡すわけではなく、面談やトライアル譲渡を繰り返し、猫を幸せにしてくれる方を探します。

猫のためを思って里親を希望してくれる方が多いですが、悲しいことに虐待目的で猫を引き取る方もいます。そうした人に引き渡さないためにも、何度か面談を重ね「信頼できそうか」「家の様子はおかしくないか」確認します。

その後、1週間のトライアル期間を設け、問題なさそうなら正式に譲渡します。里親さんに引き渡す時は、寂しい気持ちもありますが、達成感でいっぱいです。

保護猫活動は猫・人との「かかわり」を感じられるのが魅力

大学猫サークルのねこ

ねこのこと。編集部:活動の中で一番記憶に残っていることは何でしょうか?

齋藤さん:保護猫活動で、猫や人とのかかわりをたくさん感じたことですかね。猫と触れ合うのは、もちろんなのですが、たくさんの人の助けがあってこその活動だと思いました。

例えば、猫を一時保護してくれた大学院の方や、保護猫を診察してくれた病院の先生とか。色々な人の協力が不可欠だと実感しましたね。

ねこのこと。編集部:サークル内外の人の協力があってこその活動なんですね。ちなみに、活動の中で課題に感じていることはありますか?

齋藤さん:RitsCatの存在を知らない方が多く、大学内に野良猫がいたときにサークルに連絡がこないんです。大学内の猫はRitsCatで管理するので、個人で保護・餌やりをする方がいるとちょっと困りますね。

あとは、猫の里親さんをみつけるまでの一時保護も課題ですね。目薬を時間通りさす、餌をやるなどお世話の手間がかかるので、サークル内でカバーしきれない部分もあります。

これからは外部の猫助けも【地域猫活動・学外活動】

ねこのこと。編集部:これからの活動の展望を教えてください。

齋藤さん:これからは、保護猫活動に加えて、地域猫活動にも力をいれたいですね。
地域猫活動とは、大学周辺の野良猫の去勢避妊手術をし、その後地域猫として成長を見守ることを指します。

今は大学周辺の地域猫が減り、地域猫活動をしていないので再開したいです。

あとは、学外の活動への参加です。猫活動のボランティア、猫の譲渡会のサポートなどのお手伝いができればと思います。猫の捕獲方法や生態についてなど、サークル内の勉強会も積極的に開催するつもりです。

ねこのこと。編集部:メインの保護猫活動に加えて地域猫活動に学外ボランティアなど、ますます活動の幅が広がりそうですね!

これからも猫のためになる活動を心から応援しています。本日はありがとうございました!

この記事の執筆者 / 監修者

松川
松川
保護猫サークルに所属し、里親探し、保護活動、地域猫活動など、様々な動物と関わる活動の経験があります。
大学時代は、殺処分問題や地域猫の問題について学び、動物を取り巻く社会問題に興味をもちました。
また、ライターとしても3年ほど活動しており、これまでに100記事以上の執筆経験があります。
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