飼い主さんとまったり過ごしていた猫さん。
ふと、親愛の気持ちがあふれたのか、
「よし、毛づくろいしてあげるね」とばかりに
飼い主さんの足を念入りにぺろぺろ。
猫同士なら、とても微笑ましいスキンシップの時間。
けれど、人間が受けると——
ぺろっ、ジャリッ…
ぺろっ、ジャリッ…
猫さんの舌が当たるたびに、
思わず眉がひくっと動くほどの刺激。
実は猫の舌には「舌乳頭」という、
小さな突起がびっしり!
愛情表現だと頭では分かっていても、
なかなかの“サンドペーパー級”の痛さです。
それでも、こんなに一生懸命に
愛猫が毛づくろいしてくれているのに、
「痛いからやめて」とは言えない飼い主さん。
うっすら涙目になりながらも、
その気持ちをありがたく受け止めるしかない——
そんな健気な愛情に耐えるのでした。



