【岩手大学猫サークルを取材】離れていてもできる「猫ボランティア」って?

「猫ボランティア」と聞くと、どのような活動内容を思い浮かべますか?
「お世話」「一時預かり」「野良猫の保護」など、人によってイメージは様々だと思います。

そんな多岐に渡る猫ボランティアですが、実は対面で猫と会わなくてもボランティアには参加できます。

今回は「岩手大学いのちのサークル猫の手」さんを取材しました。猫ボランティアに興味がある方に向けて、参考にしていただける内容をお届けします!

目次

岩手大学「いのちのサークル猫の手」ってどんなサークル?

二反田さん

今回お話を聞いたのは、岩手大学2年生「いのちのサークル猫の手」に所属する二反田さん。実家でも猫を3匹飼っており、大学でも家でも猫に夢中だそう。

ねこのこと。編集部:今日はよろしくお願いします。まずサークルの基本情報を教えていただけますか?

二反田さん:部員数は53名で農学部の学生が多いですね。現在の活動内容は、勉強会兼MTG、チャリティー販売や動物愛護イベントへの参加などです。

また、サークルの雰囲気は和気あいあいとした感じです。

 サークル名 いのちのサークル猫の手
 メンバー数 53名
 サークルの目標 犬猫の殺処分を減らす
 活動内容 ・勉強会兼MTG
・チャリティー販売
・動物愛護イベントへの参加
サークル基本情報

離れていてもできる「猫助け」って?

ねこのこと。編集部:現在の猫ボランティアはどのような活動をしているんですか?

二反田さん:現在は、チャリティー販売に主軸を置いています。
具体的には、「NPO法人もりねこ」さんのグッズを販売して、もりねこさん運営の保護猫カフェに売り上げを寄付します。
売り上げを寄付することで、間接的にでも猫を助けることができるんです。

また、寄付をしている保護猫カフェに実際に行ったこともあるのですが、寄ってくる猫ちゃん、すぐ逃げる猫ちゃんそれぞれ個性があってとっても可愛かったです。カップルでも1人でも楽しめると思います!

ねこのこと。編集部:実際に猫と接する機会がなくても、助けられる機会はあるんですね。保護猫カフェ行ってみたいです。

二反田さん:そうですね。チャリティー販売会で大学の人・地域の人がグッズをたくさん購入してくれて、寄付ができるととてもやりがいを感じます。猫の役に立っていると感じられるのが嬉しいです。

チャリティー販売会の様子

ねこのこと。編集部:他にも猫ボランティアに参加していますか?

二反田さん:うまっこパークいわてで開催されている動物愛護のイベントにも参加しています。犬猫の迷子札などを制作しました。

また、過去にはシェルターボランティアにも参加しました。シェルターとは行き場のない動物を一時保護する場所で、私たちは主にシェルターのトイレ、床、ケージの掃除と水換えなどを担当しました。

これからの猫ボランティアは「保護猫活動」も

ねこのこと。編集部:これからどんな活動をしていきたいですか?

二反田さん:現在やっているチャリティー販売に加えて、保護猫活動にも力をいれていきたいです。

保護猫活動では、大学周辺の野良猫を保護します。保護した後は、避妊去勢手術を施し地域猫にするか、里親さんに譲渡するという流れです。

大学周辺での保護猫活動に慣れたら、大学を超えて盛岡市内まで活動範囲を広げたいと思います。学内だけでなく地域の方とも連携しながら、活動範囲を広げていきたいです。

この記事の執筆者 / 監修者

松川
松川
保護猫サークルに所属し、里親探し、保護活動、地域猫活動など、様々な動物と関わる活動の経験があります。
大学時代は、殺処分問題や地域猫の問題について学び、動物を取り巻く社会問題に興味をもちました。
また、ライターとしても3年ほど活動しており、これまでに100記事以上の執筆経験があります。
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