代表の急死で保護猫が行き場を失う危機に直面



2024年10月、埼玉県を拠点に活動していた動物保護団体「Hope to Life チームZERO」の代表・峰昌姫(みねまさき)さんが交通事故により急逝しました。彼女は地域猫への給餌活動中に事故に遭い、そのまま帰らぬ人となりました。
峰さんの自宅兼シェルターには、当時68頭の猫と1羽のウサギが保護されていました。突然の別れにより、彼らは保護者を失い、命の危機にさらされることになっています。
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猫たちの命をつなぐ「チームZEROみなしご支援プロジェクト」が始動
峰さんと親交のあった動物保護関係者や有志のボランティアが立ち上がり、「チームZEROみなしご支援プロジェクト」が始動しました。
残された猫たちの命を守り、新たな居場所を見つけるための緊急支援プロジェクトです。
現在は、動物看護師や保護活動経験者など信頼できるスタッフが協力し、猫たちのお世話と環境の維持に尽力しています。
高齢猫・疾患猫も多数…継続的なケアと新たな里親探しが急務




保護されている猫の中には、慢性疾患を持つ猫や高齢の猫、人馴れしていない猫も多く含まれています。特に医療的なケアが必要な猫たちは、引き取り手が見つかるまでの長期的なサポートが不可欠です。

また、峰さんの自宅施設は2025年末までに手放す必要があり、それまでに全ての猫たちの新しい家を見つけなければなりません。
第一目標金額を達成、次なる支援ゴールは533万円へ

このプロジェクトでは、クラウドファンディングを通じて支援を募っています。第一目標金額である320万円は、開始からわずか5日間で達成されました。
現在は、さらなる支援を目指してネクストゴール「533万円」に挑戦中。
この資金は次の用途に使用されます:
- 動物たちの医療費(治療・投薬・検査等)
- フードやトイレ砂などの消耗品
- 清掃や維持管理費
- 避妊去勢・ワクチン・血液検査などの健康管理費
クラウドファンディングは4月25日まで、代理支援も可能
クラウドファンディングの受付は、2025年4月25日(金)午後11時まで。
インターネットでの支援が難しい方には、電話や郵送による代理支援の方法もありますよ。
猫たちが第二の人生を安心して送れるよう、プロジェクトでは引き続き、支援金とともに里親の募集や情報拡散も呼びかけています。
この支援は、一人の女性が遺した愛情と信念を引き継ぎ、命のバトンを未来へとつなぐ大切な取り組みです。
小さな命を守るために、あなたの力を貸してください。
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この記事の執筆者 / 監修者

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動物専門・ペット特化のWebライター・ディレクター・デザイナー。慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、大手企業で広報や編集校正の仕事を経て、猫専門ペットホテル猫専門ペットホテル・キャッツカールトン横浜代表、動物取扱責任者、愛玩動物飼養管理士。
幼少期から犬やリス、うさぎ、鳥、金魚など、さまざまな動物と共に過ごし、現在は4匹の猫たちと暮らしています。デザインと言葉で動物の魅力を発信し、保護活動にもつなげていきたいと思っています。
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