目次
AIM猫の腎臓病薬・治験開始の概要
たくさんの皆様にご協力いただいた調査採血から得られた貴重な情報を元に、ついにAIM猫薬の治験が全国26病院で開始されました!治験の性質上、全ての猫ちゃんに参加いただくことが叶わず、大変申し訳ございません。一日も早く承認されるよう一層尽力しますので、引き続き応援をお願い申し上げます!
— Toru Miyazaki/宮崎徹 (@Toru51557911) May 28, 2025
AIM猫薬とは?
- AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage)は、宮崎徹所長らが発見したタンパク質で、体内の老廃物を除去する重要な役割を持っています。
- 猫は先天的にAIMが働きにくく、腎臓病になりやすいことが研究で明らかに。
- AIMを猫に投与することで、腎臓内のゴミ(老廃物)が除去され、腎臓病の進行を抑えられる可能性が示されています。
治験の背景と意義
- 猫の慢性腎臓病は「宿命の病」と呼ばれ、多くの猫が腎不全で亡くなる現状。
- 従来の治療法では根本的な解決が難しく、飼い主から新薬への期待が大きい薬です。
- 2025年春頃から本格的に治験が開始され、全国26病院で臨床試験が行われています。
- 治験は、AIM猫薬の安全性と有効性を確認するための重要なステップです。
今後の展望
- 2026年をめどに猫用医薬品として農林水産省の承認取得を目指す計画。
- AIMは人間の難病治療にも応用が期待されており、今後の創薬研究にも注目が集まっています。
まとめ
AIM猫薬の治験開始は、猫の慢性腎臓病治療に新たな光をもたらす大きな一歩。
全国26病院での臨床試験が順調に進めば、猫が腎臓病で苦しむことなく長生きできる未来が近づいています。今後の治験結果と薬の承認に、全国の猫好きが期待していますね。
人間の腎臓病治療にも一歩近づいたでしょうか。
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この記事の執筆者 / 監修者

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動物専門・ペット特化のWebライター・ディレクター・デザイナー。慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、大手企業で広報や編集校正の仕事を経て、猫専門ペットホテル猫専門ペットホテル・キャッツカールトン横浜代表、動物取扱責任者、愛玩動物飼養管理士。
幼少期から犬やリス、うさぎ、鳥、金魚など、さまざまな動物と共に過ごし、現在は4匹の猫たちと暮らしています。デザインと言葉で動物の魅力を発信し、保護活動にもつなげていきたいと思っています。
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