サイベリアンSiberian

サイベリアン
猫種 サイベリアン
英語表記 Siberian
ボディータイプ ロング&サブスタンシャルタイプ
毛種 長毛種
体重 6~10kg
平均寿命 11歳前後

サイベリアンの特徴

ボディータイプは、ロング&サブスタンシャル(大型でがっしりしており、重量感がある)です。筋肉、骨格ともにとてもしっかりとしています。毛色は、ブラック、ホワイト、チョコレート、シナモン、レッド、ブルー、ライラック、フォーン、クリームなど多くの種類が存在します。毛色のパターンは、ソリッド(体全体が同じ色)、タビー(虎のような縞模様)、シルバー&ゴールデン(根本は白か淡色で、毛先に色がある)、スモーク&シェーデッド(オーバーコートの付け根の1/2が白色)、パーティカラー(2色の組み合わせ)、キャリコ&バイカラー(2色以上で、体の1/2~1/3が白色)、タビー&ホワイト(縞模様を持ち、体の1/2~1/3が白色)、ポインテッド(顔や耳、足、尾などの体の末端に色がある)、ポインテッド&ホワイト(顔や耳、足、尾などの体の末端に色があり、かつ白が混ざっている)など多種多様です。目の色は毛色に準じており、ゴールド、グリーン、カッパーなどが存在します。体格のたくましさやピンと張り立ち上がった耳、厚みのある被毛など、全体的にメインクーンやノルウェージャンフォレストキャットにとてもよく似た外見をしています。

サイベリアンの性格

大人しく我慢強い性格をしており、滅多に鳴き声を上げないことで知られています。ロシアの厳しい寒さの中で生きていたため忍耐強さは猫の中でも随一です。さらに聡明で飼い主に従順でもあるため、家猫として非常に優れた資質を持っていると評されます。

サイベリアンの飼い方

ノルウェージャンフォレストキャットメインクーンなどの大型猫と同様に、大型に成長する猫です。生後半年~1年で急激に大きくなり、その後は約2~3年の年月をかけて緩やかに体重を増やしていき成猫の体つきになっていきます。タフで体力があるため、十分な運動量を確保できるように環境を整える必要があります。オモチャだけでなく上下運動のためのキャットタワーも設置しましょう。ふさふさのダブルコートを持ち寒さに強い猫種ですが、生まれたてのサイベリアンにはオーバーコートが生えていないことに注意する必要があります。オーバーコートが生えそろうまでは、寒い時期にはブランケットなどで子猫を保温しましょう。

サイベリアンの歴史・起源・生態

原産地はロシアです。1000年以上からロシアで生息するという逸話もあるほど長い歴史を持ち、ロシアでは最もポピュラーな猫種です。厳しい寒さに適応した分厚い被毛と優秀な身体能力を生かし、ネズミ捕り用のワーキング・キャットとして人々の生活に寄り添いながら生きてきました。アメリカに渡ったのは1990年、CFA(各種血統猫の健康促進を最大の目的とした、世界最大の愛猫協会)に認定されたのは2000年であり、ロシア以外の国でよく知られるようになってからまだあまり時間が経っていない猫種なのです。

サイベリアンの気を付けたい病気

ピルビン酸キナーゼ欠損症、尿石症、猫風邪、肥大型心筋症、慢性腎臓病

サイベリアンの一口メモ

サイベリアンの子猫の相場価格は2022年現在30万円~です。「サイベリアンフォレストキャット」と呼ばれることもあります。サイベリアンという名前は原産地ロシアの地方である「シベリア」に由来しています。日本でサイベリアンが大きく注目されるようになったのは2012年頃からです。日本が東北大震災の支援のお礼としてロシア側に秋田犬を贈ったところ、ロシア側から返礼として贈られたのがこのサイベリアンだったのです。ロシア語で平和を意味する「ミール」と名付けられたこの猫は、秋田県総務部広報広聴課により定期的に現在の様子が公開されています。

獣医師監修

本記事は、信頼性・正確性向上のために、獣医師資格保有者が監修しています。監修者の詳しいプロフィールは下記をご参照ください。

この記事の執筆者 / 監修者

獣医師もも
獣医師もも
北海道大学を次席で卒業し、獣医師資格取得。日本獣医師会会長表彰受賞。
幼少期から鳥やウサギ、犬などに囲まれて暮らし、獣医師を志しました。
大学卒業後は関東の動物病院で勤務した後、IT企業でWebディレクターとして働いています。
動物に関する正しい情報を発信したいという想いから、自身のブログ「獣医師ももブログ」 を立ち上げ、日々ブログを更新しています。

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