シャルトリューChartreux

猫種 | シャルトリュー |
---|---|
英語表記 | Chartreux |
ボディータイプ | セミコビータイプ |
毛種 | 短毛種 |
体重 | 4~8kg |
平均寿命 | 14歳前後 |
シャルトリューの特徴
ボディータイプは、セミコビー(胴体と四肢、尾はやや長いが、がっしりとした体格)です。肩幅が広くたくましい体つきですが、四肢はやや短めです。しかし筋肉がしっかりとついているため、細くとも貧弱な印象はありません。毛色はブルー、毛色のパターンはソリッドのみ存在します。目の色はゴールド、オレンジ、カッパーなどが存在します。ロシアンブルー、コラットと並び、「ブルー(銀灰色)の御三家」と称されるほど美しい被毛を持っていることが特徴です。
シャルトリューの性格
素直でおおらかな性格です。特に人懐っこい猫種というわけではありませんが、人間に従順で賢いため、キャットショーでも多く披露されます。元はネズミ捕りに従事していたため、活発で運動量も多いですが、鳴き声は小さく、積極的ないたずらなどをしないので飼いやすい猫種です。
シャルトリューの飼い方
手足は比較的短いですが、体は筋肉質かつ大きくなる体格の子が多いので、高タンパク、高カロリーなご飯を用意しましょう。被毛は厚みがあるため、美しさを維持するために1日1回のブラッシングが必要です。抜け毛の量は少ないため、ブラッシングは難しくありません。匂いや汚れが特に気にならない場合は月に1~2回程度のシャンプーで十分です。
シャルトリューの歴史・起源・生態
原産地はフランスです。はっきりとした起源は不明ですが、地中海沿岸の土着の猫がフランスに持ち込まれたのが始まりとされており、1558年にはこの猫に関する記述が存在しています。名前の由来については、フランスのシャルトリュー派の修道院で飼われていたからであるとする説、シャルトリューズという名のリキュールからつけられたとする説など多くがあり、詳しいことは分かっていません。美しい色合いの被毛は厚く、水を弾き、毛皮として非常に優秀であったため、一時は乱獲され絶滅の危機に瀕しました。
シャルトリューの気を付けたい病気
皮膚炎、尿石症、肥大型心筋症、多発性のう胞腎、慢性腎臓病
シャルトリューの一口メモ
シャルトリューは「微笑み猫」「フランスの宝」「フランスの生きた記念碑」「修道院の猫」「犬のような猫」など様々なあだ名を持つ猫です。また、「ベアキャット」の異名を持つほど後ろ足で立つことが得意です。後ろ足で立ち、前足で手招きのようなしぐさをする様子は可愛らしく、とても人気があります。
獣医師監修
本記事は、信頼性・正確性向上のために、獣医師資格保有者が監修しています。監修者の詳しいプロフィールは下記をご参照ください。
この記事の執筆者 / 監修者

- 獣医師もも
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北海道大学を次席で卒業し、獣医師資格取得。日本獣医師会会長表彰受賞。
幼少期から鳥やウサギ、犬などに囲まれて暮らし、獣医師を志しました。
大学卒業後は関東の動物病院で勤務した後、IT企業でWebディレクターとして働いています。
動物に関する正しい情報を発信したいという想いから、自身のブログ「獣医師ももブログ」 を立ち上げ、日々ブログを更新しています。
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