マンチカール(キンカロー)Munch Curl

マンチカール(キンカロー)
猫種 マンチカール(キンカロー)
英語表記 Munch Curl
ボディータイプ セミフォーリンタイプ
毛種 短毛種、長毛種
体重 2~4㎏
平均寿命 12歳前後

マンチカール(キンカロー)の特徴

ボディータイプは、セミフォーリン(ボディはやや長め、平均的な骨格)です。マンチカンアメリカンカールを掛け合わせて作出された品種であり、マンチカンのような短い四肢と、くるんと外側を向いた大きめの耳を持ち合わせていることが特徴的です。毛色は、ブラウン、ホワイト、クリーム、オレンジなどが存在します。毛色のパターンは、タビー(虎のような縞模様)が主流です。

マンチカール(キンカロー)の性格

とにかく活発で、遊ぶのが大好きな性格です。犬のように「持ってこい」などの芸を覚える個体もいるようです。好奇心旺盛で、他の人や動物とも臆せずフレンドリーに接します。

マンチカール(キンカロー)の飼い方

小柄ですが運動量を必要とする猫です。広いスペースを確保し、キャットタワーを設置しましょう。ブラッシングは軽くでいいので1日1回以上行うようにしましょう。

マンチカール(キンカロー)の歴史・起源・生態

原産地はアメリカです。1990年代にアメリカンカールマンチカンの交配により誕生しました。歴史が非常に浅いことから、TICA(The International Cat Association=キャットショー公認機関であり、純血種および家庭猫の世界最大の血統登録機関)ではマンチカールを「実験種」として認定しています。

マンチカール(キンカロー)の気を付けたい病気

椎間板ヘルニア、毛球症、猫伝染性腹膜炎

マンチカール(キンカロー)の一口メモ

マンチカール(キンカロー)の子猫の相場価格は2022年現在20万円~です。「キンカロー」という名前は「kinky(縮れた)」と「low legs(短い足)」の言葉を組み合わせて付けられました。マンチカン
アメリカンカールを交配させて作出された種ということが分かりやすいため、マンチカールという名称もよく使用されています。日本ではまだ知名度が低く飼育頭数も多くありませんが、アメリカでは人気の高い品種です。

獣医師監修

本記事は、信頼性・正確性向上のために、獣医師資格保有者が監修しています。監修者の詳しいプロフィールは下記をご参照ください。

この記事の執筆者 / 監修者

獣医師もも
獣医師もも
北海道大学を次席で卒業し、獣医師資格取得。日本獣医師会会長表彰受賞。
幼少期から鳥やウサギ、犬などに囲まれて暮らし、獣医師を志しました。
大学卒業後は関東の動物病院で勤務した後、IT企業でWebディレクターとして働いています。
動物に関する正しい情報を発信したいという想いから、自身のブログ「獣医師ももブログ」 を立ち上げ、日々ブログを更新しています。

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