トンキニーズTonkinese

トンキニーズ
猫種 トンキニーズ
英語表記 Tonkinese
ボディータイプ セミフォーリンタイプ
毛種 短毛種
体重 3.5~5kg
平均寿命 15歳前後

トンキニーズの特徴

ボディータイプは、セミフォーリン(ボディはやや長め、平均的な骨格)です。前足より後ろ足の方がやや長くなっています。毛色は、ナチュラル、シャンパン、ブルー、プラチナなどが存在します。毛色のパターンは、ミンク(色が濃くコントラストが明確)、ポインテッド(顔や耳、足、尾などの体の末端に色がある)です。数ある品種の中でも毛質の良さが並外れており、手触りは高級毛皮のミンクのようだと評されます。目の色はイエロー、ブルー、アクア、グリーンが存在します。

トンキニーズの性格

非常に活発で遊ぶのが大好きです。環境の変化に動じず、他の人や動物に対してもすぐに馴れるほど社交的です。鳴き声が特別に大きいわけではありませんが、遊んでいるうちに興奮した際や人間の関心を引くために、他猫種と比較すると高い頻度で鳴き声をあげます。そのためトンキニーズに対して「うるさい猫」という印象を持つ人もいるようです。しかし人間に対して愛情深い面があるため、コミュニケーションの時間を十分に取るようにさえすれば、初心者であっても飼いやすくしつけのしやすい猫種と言えるでしょう。

トンキニーズの飼い方

常に動いているのではと思うほど運動が大好きです。広いスペースを確保したり、上下に高さのあるキャットタワーを設置したり、猫が思う存分自由に遊べるように環境を整えてあげましょう。自分で熱心に毛づくろいをする猫種ですので、人間側が積極的にブラッシングをする必要はありません。

トンキニーズの歴史・起源・生態

原産地はカナダです。1950~1970年代に、シャム(サイアミーズ)とバーミーズという人気の純血種を掛け合わせる試みが積極的に行われたことで誕生しました。このためシャム(サイアミーズ)とトンキニーズは見た目がよく似ています。違いは、シャム(サイアミーズ)は全体的にスレンダーで目の色はサファイアブルーの1色のみ、トンキニーズは筋肉質でやや丸みを帯びた体型で目の色は複数種類存在しているといった点です。1984年、CFA(The Cat Fanciers' Association=各種血統猫の健康促進を最大の目的とした、世界最大の愛猫協会)にて新たな品種として公認されました。アメリカでは特に人気のある猫です。

トンキニーズの気を付けたい病気

異物誤飲、猫風邪、尿石症、糖尿病、慢性腎臓病

トンキニーズの一口メモ

トンキニーズの子猫の相場価格は2022年現在35万円~です。作出された初期にはその美しい模様から「ゴールデンシャム」という愛称で呼ばれていたこともあります。実は最初の名前は「トンカーズ」でした。これはミュージカル「South Pacific(南太平洋)」に登場する、人種の壁を超える島の名称であり、これに由来して名付けられたのです。しかし猫の名前は原産地に関係して付けられることが多かったため、インドシナ半島のトンキン地方もしくはベトナムのトンキン湾が由来であると誤解され「トンキニーズ」と呼ばれるようになり、そのまま正式名称になってしまったのです。

獣医師監修

本記事は、信頼性・正確性向上のために、獣医師資格保有者が監修しています。監修者の詳しいプロフィールは下記をご参照ください。

この記事の執筆者 / 監修者

獣医師もも
獣医師もも
北海道大学を次席で卒業し、獣医師資格取得。日本獣医師会会長表彰受賞。
幼少期から鳥やウサギ、犬などに囲まれて暮らし、獣医師を志しました。
大学卒業後は関東の動物病院で勤務した後、IT企業でWebディレクターとして働いています。
動物に関する正しい情報を発信したいという想いから、自身のブログ「獣医師ももブログ」 を立ち上げ、日々ブログを更新しています。

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